86用シーケンシャルパターンDOGミッションについて。

先日更新しました、”大阪オートメッセ2014”の告知内で、86用シーケンシャル式Dogミッションを展示すると書きましたがHパターンの誤りでした。訂正ついでにシーケンシャル式・Hパターンについてご説明。wpid-13918509542951.jpg

シーケンシャルとは・・・

 シーケンシャル(sequential)は、シフトチェンジが順番にしか変速ができない構造のマニュアルミッションの事。私たちが普段、目にするマニュアルミッションは、自由に変速先を選ぶ事ができる構造ですので、シフト操作を誤るとエンストしたり、クラッチがへたったりします。これに対してシーケンシャルは、前後にしかシフトレバーが動きませんので、仮に2速から変速する場合には、1速か3速にしか変速する事ができません。変速構造上、Dogミッションとの相性が良く、シフトレバーの動きから、前後にしか動かないシーケンシャルをIパターンのドグミッション、シーケンシャルで無い場合を、Hパターンのドグミッションと呼び分けています。

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シーケンシャルのメリットは?

変速が素早く行える上、シフト操作のミスが起きにくい。ドグミッションもシフトチェンジのスピードアップが使用される目的の一つですが、さらに短縮させるにはシーケンシャルが有効です。一般道を走る、乗用車経験しか無い私では、理解出来ない世界ですが、コンマ何秒でタイムを競い合うサーキットでは効果が高いみたいです。

シーケンシャルの仕組みは・・・

(株)繁原製作所で開発中のシーケンシャル構造は、バレルカムと呼ばれる溝を掘った部品を回転させる方式です。溝に沿ってフォークシフトが繋がったシャフトが前後に動く事で、必要なシフトフォークを動かして変速を行います。(株)繁原製作所では、得意な3D加工技術を駆使して、シフトフォークを削り出していますが、加工が難しいバレルカムも高精度に削り出すことができます。展示モデルでは、滑らかに変速できる構造で有る事を確認できました。あとは、実車に搭載してテストする段階です。

今後の計画・・・

すでにEV86に搭載される実車用試作部品は、製作中。ミッションケースは流用しますが、バレルカムを搭載する為、エンドケース部は削り出しで専用に製作されます。(株)繁原製作所の本業である試作業務が忙しい為、オートメッセでの展示には間に合いませんでした。開発計画詳細が聞き出せましたら、改めて情報を漏洩するつもりです。

トヨタ86のレースも盛り上がってきている様です。海外でも人気がでている様なので、もっとレースにも使われる車になりそうですね。トヨタ86用シーケンシャルパターンのDogミッションを完成させて、一攫千金できればいいですね。

 

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