EV用2速減速機の開発と歯車

私たち全員が、お客様の喜ぶ顔が大好きです。

*

EV用2速減速機の方が純正ミッションを使用するより良い理由

      2013/04/23


EVミラ2号機のコンバージョン作業は、順調に進んでいます。本日時点で、モーターとEV用2速減速機の取付が完了し、足回りの部品の取付が進んできています。先日、「EV用2速減速機とは何か?」の更新で説明不足の部分があり、弊社社長より指摘のありました部分を追加説明させてもらいます。

モーターのピークトルクに減速比を乗じたトルクがかかると、純正ギヤでは強度が不足してしまいます。(株)繁原製作所のEV用2速減速機は、ギヤの歯の大きさや歯幅、材質、歯車精度のアップにより歯車自体の強度を上げて設計を行い、安全率は2倍を想定して製作されています。

  1. ギヤモジュール(大きさ) M1.5~M1.75  → M3
  2. 歯幅は、純正の1.5倍
  3. 歯面仕上げ シェービング仕上げ(JIS5級)→歯研仕上げ(JIS1級)
  4. 素材・熱処理のグレードアップ
  5. 歯面へのAP-EXμ(アペックスミュー)処理による強化とフリクション低減。(宣伝・・・)

国土交通省から出された、コンバージョンEVのガイドラインを見ても、同内容の安全確保を厳守する様に念押しがされていますので、近い将来には法整備されていくと思われます。

電気自動車事業化に関する情報や普及に関する情報|電気自動車普及協議会
コンバージョンEVのガイドライン
特に、2項の「ドライブトレーンの強度」に関する記載には、”動力伝達装置の堅牢性は、保安基準上必須要件である”としてコンバージョンでは特に注しする点として補足が行われている。以下一部抜粋。

”モータの最大トルクは、動力伝達装置の強度が確保される範囲内のものであること。この場合、ベース車の動力伝達装置(トランスミッションを含む。)をそのまま使用するコンバージョンであって、モータの最大トルクがベース車のエンジン最大トルクを上回らないときは、適合する例とする。”と書かれています。

つまり、モータの最大トルクがベース車のエンジン最大トルクを上回る場合は、純正トランスミッションをそのままで流用する事ができなくなります。コンバージョンEVのレース車両には、無くてはならない”EV用2速減速機”になれる日が近づいてきました。”効率”と”安全”のEV用2速減速機を宜しくおねがいします。

関連記事はこちら:

 - ものづくり・技術, 電気自動車の業務・防備録 , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.

  関連記事

EVミラの外観できあがりを祝って、ブログリニューアル。

ご無沙汰をしており、申し訳ありません。 長い間、更新が滞っておりました。 その間 …

XACAR 86&BRZマガジンにEV86特集記事が掲載されました。

3月10日発売のXACAR 86&BRZマガジンにEV86特集記事が掲載 …

初めて運転しました。

2011/04/18 昨日なんですが、初めてEVミラの運転をしました。 走ったの …

ただいま充電中。

2011/04/11 給油口は、画像の通り充電用のプラグ差し込みになっています。 …

FT86ドグミッション完成!

いよいよFT86ドグミッションが完成しました。レース2週間前ですが、歯研・アペッ …

BILS製ダンパーセットが到着しました。

2011/04/23 EVミラはコンバージョン後、車重が700kgが970kgに …

車内に電池を置く架台がつきました!

2011/03/25 今日は、車内に電池設置用の架台が 取り付けられました。 中 …

EVミラ袖ヶ浦で横転しました。

10/30(日)全日本 袖ヶ浦EV50kmレース大会へ参加してきました。 結果は …

大阪府立大学EVイベントがテレビ放送されます。

先日の、大阪府立大学で行われたEVイベントの様子がケーブルテレビのニュース番組で …

「富士50Kmレース大会」準備完了しました。

鈴鹿サーキットでのEne-1GP後、本レースに向けて進められてきた準備が完了しま …