鈴鹿2012Ene-1 FT86EVのレース振り返り

鈴鹿サーキットの公式ホームページで、2012Ene-1 GPのレースリザルトが公開されました。

 

鈴鹿サーキット | リザルト Ene-1GP

 

 

 

 

結果だけを見ると嘘の様ですが、レースに参加できた事が奇跡の様な状況でした。

FT86EVが受けた、前日の初テスト走行で減速機の部品が破損は、本来であれば致命的なダメージでした。サブの減速機部品を用意していたものの、対策を行わなければ同じ結果になる事がはっきりしていました。その時点で、レース開始まで24時間も無い状態。車は、兵庫県の姫路。修理に戻るのは大阪。レースは、三重県鈴鹿。

普通は、即決でレース参加断念ですが、工場での対策部品の製作を、わずか数時間で完了させ、根性でレースに参加する事ができました。普段から培ってきた(株)繁原製作所の”ものづくり”技術と対応力を存分に発揮する事ができたと思います。

e-kiden60分ロングディスタンスのスタートでは、EVミラが電気トラブルでスタート出来ずにストップ。なんとか走り出したものの、1周する間に何度もコース上でストップ。ピットまで戻っり、調整してレースに復帰した時点で、トップの86とは4周ぐらいの差、2位集団とは2周以上の周回差がついていました。EVミラも完走できた事が、奇跡的な展開でした。

先頭を気持ち良く走っている様に見えたFT86-EVでしたが、前日のアクシデントのダメージと調整不足から、バッテリー消費が想定より激しく、レース終盤は電欠との戦いとなり、最終チェッカーフラッグを受けた時には、完全に電欠状態だった様です。

このあたりの経緯について、EVミラとFT86EVのダンパーを製作頂きながら、FT86EVのドライバーとしてレースに参加頂きましたBILSさんのブログで詳しく紹介頂いていますので、是非そちらでご確認下さい。

ダンパーに魅せられて(2012年08月07日)|ブログ|キツネのミッキー|みんカラ – 車・自動車SNS(ブログ・パーツ・整備・燃費)
実際に運転されていた人にしか書けない情報が満載で、おもしろいです。今後の電気自動車ドライバーには、間違い無く参考になる技術が公開されています。

  あらためて振り返ると、ここらへんのストーリーでドラマが作れそうだと感じる程、ドラマチックな展開でした。実際に修理に走り回った技術者と、ドライバーの苦労と努力と技術が、最高の結果として残った総合ワンツー勝利でした。お疲れ様でした。

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